名古屋コーチング自分らしい人生を創る。ブレイクスルー(現状打破)のお手伝い。ヤネヤコーチング
2020/11/21
今週の言葉
オンリーワン
オンリーワン
残念ながら解散してしまったスマップの最大のヒット曲に「世界に一つだけの花」があります。
この曲は、2003年1月からの草彅剛主演の「僕の生きる道」の主題歌になったことからヒットし、
その後、高校野球の入場行進曲や紅白歌合戦では、2009年までに4回も歌われるなどして、
その都度、再ブレークヒットするなど、長年にわたって、ロングヒットを続けている曲です。
この曲のさびの部分の「ナンバーワンにならなくてもいい、もともと特別なオンリーワン」には、
多くの日本人が共感を持っていると言われています。
なぜこのオンリーワンという言葉に共感するのでしょうか。
日本は、戦後めざましい発展を遂げました。
今では、世界最高水準の医療があり、世界一の長寿国になりました。
70年以上も戦争がなく、平和で世界第三位の経済力を持ち、衣・食・住に不自由しない国となっています。
また、最先端の科学技術をもち、エアコンなどの電化製品、パソコン携帯電話などの情報機器があふれ、
季節の変化があっても、快適な環境を作り出すことができる国であり、
世界有数の高等教育が受けられる国でもあります。
今、世界を見渡してみて、このような国が他に存在しているでしょうか。
アメリカやヨーロッパの国には軍隊があり、ベトナム戦争やアフガン戦争などで多くの若者が死んでいます。
この世界でもまれな恵まれた国に生まれ、不自由のない生活をしている内に、
それが当たり前となってしまい、世界の現状より、目の前の他人と比べることで、
勝ち組・負け組、多い・少ないという二元論で自分を評価し、
他人より少しでも上にいたいという気持ちが心を支配してきてしまっているのではないでしょうか。
しかし、他人より上という位置付けはどこまでいってもきりがなく、
いつでも、上に対する妬み、下に落ちるのではないかという不安や恐怖で
心が痛めつけられてしまっています。
全ての人たちが、そうしたことが分かっているため、競争の人生ではなく、
自分らしい人生をいきたい。
ナンバーワンを目指すのではなく、オンリーワンの人生をいきたいという心の奥底の願いが、
この曲への共感になっていると思えて仕方がないのです。
他人との比較人生は止めて、自分の成長・他者への貢献に焦点をあててみましょう。
すべての悩みから解放される(幸せ)ことができるのです。