名古屋市立庄内小学校

名古屋市立庄内小学校教員研修

　令和６年１１月１２日（木）西区の庄内小学校で、教員研修をさせていただきました。演題は「ティーチングとコーチング」
　昔から今も続いていますが、教員は、他の職業に比べて精神疾患による「休職や退職」が多い職種です。
　特に最近は、児童・生徒や親への配慮が特に難しくなるとともに、仕事量の増加でストレスが多く、ブラック業界とも揶揄されています。
　そこで、教師になった時の初心を思い出し、教育の原点に立ち返って、教＝目標（学習指導要領）に到達できるようにさせる。育＝一人一人の魅力・能力・才能を育むを実現していただけるように思いを込めてお話させていただきました。
　まずは、教師としての使命感を持っていただくために、「教師のやりがい」について、グループでシェアしていただきました。
　続いて、「児童・生徒は教師の鏡」という私の信念に基づいて、自らが、明るく。朗らかに笑顔で子どもの前に立っているか？と問いかけ、そうなるためのスキルとして「美点発見」というワークをペアで行っていただきました。
　最後に、腰塚隼人さんの「命の授業」の映像を観ていただき、「５つの誓い」を全員で一つずつ斉唱していただきました。
　上から「ああしろ、こうしろ」（外的コントロール）ではなく、自らが発信する事で「気づきを得て、自分を変える」（内的コントロール）ことの大切さを実感していただき、それを児童・生徒の教育活動に活用していただくという意図です。
　２学期の一番お忙しい中、つたない私の研修に、笑顔で真剣に取り組んでいただいた庄内小学校の先生方、また招請いただいた校長先生に心より感謝いたします。ありがとうございました。